6月頭、鹿児島に行った。
本当に鹿児島市内だけの滞在だったが、
駅から市街地まで、川を挟んで少し離れている所。
バスと路面電車が公共交通の中心な所。
程々に古い建物と広い道。
中央公民館や県教育会館も、日銀広島支店跡や原爆ドームに似ている。
焼酎が多いのは想像通りだったが、醤油の棚が広い。
野菜果物、魚は広島とそれ程変わらないが、好まれる味付けはかなり違いそうだ。そう言えば広島の割烹で「料理に使う醤油は甘くちゃいけんよ」と聞いたな。
宿に帰る前、駅西の呑み屋街で、その中でも気取らない焼鳥屋で一杯。
タレが強烈に甘い、豆腐にかかる醤油も煮浸しの出汁も甘い。これが暑い中で焼酎と合わせると旨い。焼酎はもちろん芋、しかし霧島ではなく黒伊佐。焼酎臭く無く旨い。
タレが強烈に甘い、豆腐にかかる醤油も煮浸しの出汁も甘い。これが暑い中で焼酎と合わせると旨い。焼酎はもちろん芋、しかし霧島ではなく黒伊佐。焼酎臭く無く旨い。
常連に囲まれ、色々面白い話が聞けた。
錦江湾は海軍の秘密基地だった事
大分との境に、今でも未開の地がある事
四民族四方言、同じ鹿児島県民でも違う血が流れている事
九州初上陸で、その上鹿児島市内だけだったが、それでも十分楽しめた。歴史や文化に触れる事ができれば、知らない街も面白い。次は来る時はフェリーか、また新幹線か、どちらにせよ、大分先の話になりそうだ。そう思いながら、帰りのさくらに乗り込んだ。